エグゼクティブ・コーチングとは
What is Exective Coaching ? ◆ コーチとは 語源を遡れば「COACH」とは馬車の事、即ち「大切な人をその人が望む場所まで安全に送り届ける」と言う意味合いから、現代では「目的達成のためにサポートする人」を指します。スポーツの世界を例に取れば、ほとんどの有名選手が一流のコーチについて成功を収めています。例えばプロゴルファーのタイガー・ウッズ選手のコーチであったブッチ・ハーモン氏は一流の選手以上に有名です。日本の経済界におけるEコーチの認識度と重要性、そしてその効果については遺憾ながらまだまだ遅れていると言わざるを得ません。アメリカではCEOにエグゼクティブ・コーチやコンサルタントが常時2、3人つく事はごく日常的です。また、GE、GMやP&G等の大手企業では、全社的に社内コーチの導入に積極的に取り組んでいます。 ◆ エグゼクティブ・コーチングとは? コーチングには「その道のエキスパートである者が後進を指導する」「知識を持っている者が持っていない者を指導する」というイメージがありますが、ビジネスの世界ではコーチィと同じ立場に立ち、効果的な質問や暗示を投げかける事によりコーチィが潜在的に持っている能力や新鮮で独創的な発想の転換を引き出すのがECの主たる目的です。 換言すれば、ECとは「コーチィが経営能力に磨きをかけ、目標を達成するために必要な経営ノウハウやスキルを備えさせるための建設的なコミュニケーションのプロセス」とも言えるでしょう。ここで言うコミュニケーションを「コーチング・カンバセーション」と呼んでいますが、当然の事ながらこの内容がコーチングのクオリティを左右します。 ◆ エグゼクティブ・コーチングの目的 かつて無いほどにグローバルな規模でボーダーレスに激変する昨今のビジネス環境。この中で独創性と優位性を保ちながらマーケットでの競争力を維持・向上させて行くためには、社長を頂点に仕事の最前線に立つ人たちが自らの発想・判断で実行ができ、なおかつ責任を取れる組織を構築する必要があります。アメリカでは今まで以上にECの需要が高まっています。それは単なる業務上の知識のみではなく、グローバルに展開されるプロジェクトに内外を通じて対応できる能力を持った人材が文字通り、「過酷な現代の競争社会を勝ち抜いて行く」必要性があるからです。結果として必然的にステークホールダーや社内の人間とも調和が保て、且つ良好な人間関係の中で効果的で説得力のあるイノベーションやアイデアを持ってプロジェクトの中心になれる有能な人材が増えれば増えるほど会社は発展を約束されるはずです。それには「社長」及び役員がドラマチックに「変わる」事が必要なのです。 エグゼクティブ・コーチングの進め方
Exective Coaching Process エグゼクティブ・コーチングの一般的な進め方について、ご案内いたします。なお、実際のエグゼクティブ・コーチングは、クライアント(コーチィ)の状況に応じて、クライアント(コーチィ)と相談の上、決定させていただきます。コーチングの内容や頻度は、個々に異なります。 ◆ STEP 1 クライアント(コーチィ)から直面している問題や課題を聞いて、固有のカスタムメードプログラムを策定します。プログラムはヒアリングに基いて、相互の視点に立った必要時間の割り振りを含む取り組み方及び方法論を協議して明確に計画を立てます。 ◆ STEP 2 コーチは戦略実現のため、具体的に分類された各々のテーマについての期日を定めると共に場合によってはクライアント(コーチィ)以外の現場担当管理職との意見交換を随時行い、理想的なベストプラクティスに繋がるように介入します。 ◆ STEP 3 最低週に1回はFace to Faceで面談(昼食又は夕食を含む)を行い、和やかな雰囲気の中で、コーチング・カンバセーションを以って意思の疎通を図り、問題点を整理し、分析し、優先順位をつけ、実行に移ります。 ■ コーチング・カンバセーション コーチングで重要なのは徹底してクライアントの悩みを「聴く」姿勢である。そしてコーチは自らの経験を基に、発想の転換や視点を変え「こういう側面から考えてみてはいかがですか?」、「その判断は本当に正しいと思いますか?」などの率直な意見をクライアントに言い、クライアントの視野を広げ、決断の厚みを増すきっかけを与えます。 ◆ STEP 4 毎週のコーチングを通じ、クライアントのHP(潜在能力)を引き出すと共に、 ・気付き ・やる気 ・分析能力 ・人間関係改善能力 ・リーダーシップ ・コミットメント ・客観性 ・柔軟な発想 ・部下の管理能力(モチベーションアップ、許容能力) ・結果に対する旺盛な責任感 ・首尾一貫性 ・正確性 ・決断力 ・実行力 ・リーダーシップ など の高揚を図る。 ◆ STEP 5 分類された各々のテーマごとのミーティングを進める中で、クライアント(コーチィ)自身がSWOT+DP+HP分析を行い、内容を精査して今後の方向性と自己研鑚のベースにします。 ■ SWOTとは、S=Strengths(強み)、W=Weaknesses(弱み)、O=Opportunities(機会)、T=Threats(脅威)の四つの側面から本人(会社)の戦略、潜在能力、将来への方向付けなどを有効且つ正確に分析する手法です。 ■ HP=Hidden Potentials(潜在能力) エグゼクティブ・コーチング・プログラム
Our Exective Coaching Program SNAコーチング協会には、マネジメント及びビジネスの各専門分野に精通したエグゼクティブコーチが在籍しており、クライアント(コーチィ)である経営者に対し、必要としている分野のエグゼクティブコーチングを包括的に提供することが可能です。我々はこれを「複合コーチング」と呼んでおります。なお、実際のエグゼクティブ・コーチングは、クライアント(コーチィ)の状況に応じて、クライアント(コーチィ)と相談の上、決定させていただきます。コーチングの組合せや内容は、個々に異なります。 ■ マネジメント、マーケティング コーチング ■ IT戦略 コーチング ■ メンタルヘルス コーチング ■ 健康管理 コーチング ■ 財務戦略 & アセットマネジメント コーチング ■ 不動産運用 コーチング ■ コーポレートガバナンス、コンプライアンス コーチング ■ リスクマネジメント コーチング 具体的な内容や料金等に関する詳細をお聞きになりたい場合には、 お手数ですが、メール にてお問合わせくださいますようお願い申し上げます。
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